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世界遺産検定

世界遺産検定とは

世界には、数多くの「世界遺産」というものが存在しています。
文化遺産・自然遺産といった種類こそあるものの、いずれも雄大な地球の自然や、人類の歴史を垣間見る事ができる、素晴らしいものです。
ただ、その数が多いことから、日本国内ではあまり知られていない世界遺産というのも多く存在しているでしょう。
「世界遺産検定」とは、そういったあまり知られていない世界遺産まで含めて、世界遺産について幅広い知識を問う検定です。

この検定は文部科学省の後援で行なわれている民間資格で、毎年一回夏に試験が行なわれます。
受験者数はどんどん増加しており、2013年には1万5千人もの人が受検しました。
これまで受検してた人の述べ総数は7万人を超えている、民間資格としては非常に規模が大きい資格と言えるでしょう。

この世界遺産検定は、4~1級の4段階に加えて「マイスター」という最高ランクが存在しています。
それぞれのランクごとに求められるレベルが違っており、難易度も大きく違います。

級毎の内容

では、それぞれの級で求められる内容について具体的に紹介します。
まずは最も簡単に受検することが出来る、4級についてです。
4級資格は高校生でも合格出来る程度のレベルとされており、日本の18の世界遺産と、世界の中でも特に有名な27件の世界遺産だけが出題範囲となっています。
このレベルでは世界遺産をどう見るのか?ということを問うもので、遺産についてある程度興味がある人ならば合格できる内容となっています。

3級は出題の範囲が日本の遺産18件に加え、世界の代表的遺産100件に広がります。
またこのランクでは遺産自体についてだけではなく、世界遺産条約の理念についても理解していることが求められます。
さらに、その遺産に関わる地理や歴史についても知っていることが必要となるため、4級に比べてかなり難易度は上がります。

2級ではさらに出題範囲が世界の300件の遺産に拡大し、より幅広い知識がなければ合格できません。
こちらでは世界遺産認定や保護に関わる機関についての知識も問われることになります。
さらに、それぞれの地域を代表する世界遺産について知っていることが求められます。

1級では、すべての世界遺産、つまりは1007件の遺産が試験範囲となります。
世界遺産が持つ普遍的価値について理解していることが求められる高度な資格です。

さらに最高ランクであるマイスターでは、世界遺産に関して自分なりの意見を持ち、説明することが出来る、というのが合格の基準となります。
受動的な資格から、能動的な資格へと内容が変わるため、1級までとは全く違った難易度となります。
マイスター資格は受験者がそもそも少なく、その上合格者も少ない、非常に珍しい資格となります。