後悔のない転職をしよう

転職失敗エピソードに学ぶ

転職をするときはなぜ転職をするのかをよくよく考えることが大事です。
単に今よりも条件がいい、あるいは今の会社がつぶれそう・・・そのような考えだけで転職をするとこは、身を滅ぼすことにもつながりかねません。

ある人は、それまでつとめていた会社の経営状態が悪化したことで転職を考えました。
ともかく会社がつぶれる前にほかへ移りたい!と焦っていたので、いくつか面接を受けて最初に内定の取れた会社へ入ることにしました。
当初の話では、それまでの会社とほぼ同じ条件で働けるということだったので、それならばかまわないと思ったのです。
ところが、その条件は事実ではありませんでした。
たしかにお給料は面接で提示した金額が支払われていましたが、サービス残業の時間数が並大抵ではありません。
しかも、すべての社員に対してそれが強制されます。
まだ幼い子供をもつ女性社員にたいしてもです。
「子供が待っているから帰らせてください」というのは通用しません。
どうしようもなくなって、辞表を出した女性もいました。
ところが、辞めたいといった人に対しては辞めさせてくれないのです。
「こんな忙しいときに辞める気なのか!裏切り者!」と罵詈雑言を浴びせかけます。
そのような環境なので、鬱病を発症して会社に来ようと思っても来られない状態の人が次々と現れます。
それでも、会社はその人たちにたいしても休職は認めません。
なんだかんだと理由をつけて「欠勤」にしようとします。
挙げ句の果てには、その社員からの電話を無視して「無断欠勤だ」とまで言い出します。

転職は慎重に

そんな会社に転職してしまったその人、さあ大変です。
自分一人が抵抗してもどうにもならないので、まずは労働基準監督所へ連絡をして現状を話しました。
もちろん、違反のオンパレードですから、指導が入り、現在、休職中の社員への保証の手つづきなどが進んでいるそうです。
しかし、そういったことに追われているので、本来の仕事は満足にできません。
そうこうしているうちに、その人が以前勤めていた会社は合併によって経営を立て直したというではありませんか!
同僚たちもみな、引き続き働いているとのこと。

なぜ自分だけ・・・と悔しがるその人。
でも、転職したのは自分です。
転職は、慎重に進めなければいけませんね。